情報系大学院生のブログ

貴重な経験を忘れないようにブログを書いています。よければ見ていってください!まめな性格ではないので、投稿日と実際の日は基本ずれまくります。

オンコン#8で優勝した話

オンコン#8に参加したので体験記を書こうと思います。

スケジュールや時間配分、自分が考えるアイデア出しの手法とかも書いているのでこれから参加する人にも参考になるかと思います。

経緯

友達がオンコンの運営に参加してて、DCONメンバーで参加しないか?と招待されたので参加しました。

でも正直最初はあんまり乗り気じゃなかったです笑。

なんかしんどそうだった。

 

スケジュールとやったこと

9月23日から10月2日にかけて参加しました。

9/23 20:00~22:30 アイスブレイクとか

9/24 14:00~18:00 アイデア出し

9/25 14:30~18:30 アイデア出し

9/26 15:30~18:00 アイデア3つに絞る

9/27 16:00~18:30 アイデアを一つに絞った

9/28 14:00~19:30,21:00~23:00 アイデア詰めながら予選スライド作成

9/29 14:00~18:00,23:30~0:00 予選プレゼン動画作成+提出、メンターからのフィードバック

9/30 14:00~18:00 フィードバックを受けて案を更に詰める

10/1 14:00~20:00,23:00~26:00 本選スライド作成,プレゼン練習

10/2 本選

 

 

イデア出しについて

上の通りはじめの10時間近くをアイデア出しに費やしました。

イデア出しは特に凝ったファシリテーション技法は使わずにただひたすら誰かが案を出してそれについて議論する形で進めました。

このやり方のメリットは議題に上がるのが常にある程度形のできた「案」なので、余計な寄り道が生まれないことです。マインドマップとかで低レイヤーのところから案を生み出そうとするとどうしても時間がかかるし、議題がいい方向に収縮しない可能性が経験則的に多くこのようなコンテストでは不向きだと思っています。特にお題が広いときはマインドマップでその広い範囲をカバーすることは不可能です。

一方でデメリットは、出ないときは出ないことです。やはり1から案を考えるのは困難であり、議論が詰まる場面も実際に有りました。ただ、そのような場面は無駄ではなく各自が頭を使って案を考える生産的な時間なので焦らず許容することが大切だと思います。

 

ツールはgoogleslideを使って、各自考えついた案を書き出していく形式を取りました。

とりあえず手を動かすことは大事で、自分の頭も整理できるし、他の人も意見しやすくなります。さらに、没になった案もスライドを遡れば再確認できるので、意外と良かったみたいな案が消えてしまうことを防ぐことができます。

 

結果

優勝しました!

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賞状

一応動画があるので貼っておきます。

勝因の考察

土台となる案の発想が決め手だったと思います。アイデア出しで妥協せずに自分たちがこれだと思う案が出るまで粘ることが大切だと思います。

審査員のコメントも踏まえて優勝の要因になったと思う部分を書いておきます。参考になれば嬉しいです。

  • サービスのターゲットが自分たちだったので、必要な機能を付け加えることができた上に、プレゼン時の説得力が増した。
  • マネタイズの部分をしっかり詰めれていた。(広告収入とかは印象悪かった。本当にお金を払うかどうか客観的に見て、学生からお金を取るのではなく研究室から取った。)

 

 

全体の感想

スケジュールを見たらわかると思うんですけどめちゃくちゃハードスケジュールです。その割に景品も正直微妙です...が、やっぱり発表は楽しかったし、優勝できたのは何より嬉しかったので結論は参加してよかったなと思っています。

あと、一番いいなと思ったのが、メンターさんから結構密にメンタリングしてもらえることです。チームによっては3,4回zoomメンタリングしてもらっているチームもありました。

参加するか迷っている人がいたらとりあえず参加したらいいと思います。他の参加者さんではとりあえず参加はしたけどほとんど作業には参加できなかったみたいな人も多かったので、参加してから考えるみたいな感じでも大丈夫なんじゃないでしょうか。

 

 参考文献

note.com